Arch Linuxをインストールしたときのメモ
研究室で使ってるメインPCにArchを入れてみたときの覚書
基本的にはインストールガイド - ArchWikiに従う.
ここではインストールして再起動できるようにするまでの範囲のメモを残す
前準備
ブータブルUSBを作る
Archをダウンロードしてから,適当なUSBを一つ生贄に捧げddコマンドを実行する.
UEFIのSecureBootは無効にしておく.SecureBootは無効にしておく.SecureBootは....これで私は人生の0.000228%(2時間)ぐらい消費した(参考).
パーティション設定
ここで,起動するためのパーティションにBootableフラグをつけることを忘れないようにする.このときcfdiskかcgdiskでやると楽にできる.どちらのコマンドを使うかは,起動がUEFIかBIOSかで異なる.
新しいPCならUEFIとGPTの組み合わせがいいと思うのでcgdiskでどうぞ.
残念ながらそうでなければBIOSとMBRの組み合わせなのでcfdiskでどうぞ.
USBでArchを立ち上げたときに以下のコマンドを押下してなにかあればUEFIで立ち上がってるし,なかったらBIOSで立ち上がってるっぽい.
ls /sys/firmware/efi/efivars
フォーマット
ここからは/dev/sdaにシングルパーティションでインストールする場合の例を示す.
つまり,上のパーティション設定で作成した/dev/sda1に全部入れてしまう.
もちろん/dev/sdbだったり/dev/sdcだったりするかもしれないが,その場合も適宜読み替えてください.
mkfs.ext4 /dev/sda1
インストール
インストールするシステムのrootをとりあえず/mntにおいてから,そこに最小構成のArchをインストールする.
マウント
インストールするためにフォーマットした/dev/sda1を一旦/mntにマウントする.
mount /dev/sda1 /mnt
インストール
インストールするときにネットワークに繋がっていればいいのだけれど,私の環境は固定IP+プロキシ環境ということで,一時的な接続を構築する.
固定するIPが192.168.1.100/24で,proxyサーバがhttp://192.168.1.2:3128で,デフォルトゲートウェイが192.168.1.1で,NIC名はNICNAMEだった場合の例を示す.
ちなみに,NIC名がわからないときはここを参考に
ip link set NICNAME up ip addr add 192.168.1.100/24 dev NICNAME ip route add default via 192.168.1.1 export http_proxy=http://192.168.1.2:3128 export https_proxy=http://192.168.1.2:3128
そしてインストールする.
pacstrap /mnt base base-devel
fstabの更新
fstabを更新しないと再起動をしてからため息を吐くことになる.
genfstab -U /mnt >> /mnt/etc/fstab
インストールしたArchに入って最後の作業
ブートローダを入れるためにインストールしたArchに入る.
arch-chroot /mnt
何かあってArchに入れなくなったときもこの方法で入ってから解決する
このあと
i3-wm入れて,日本語設定,それから音が出るまでやった.
日本語設定はまだ完全ではなく,PDFでは表示されないので,そのあたりの解決とプリンタの設定ができ次第また書く(かもしれない).